姿勢は、心のかたち。
気持ちが落ちているとき
人は自然と背中が丸まり、視線が下がります。
今回は姿勢とメンタルの関係について
- ボディワーク
- 心理学
- 東洋医学
の面からお伝えしようと思います。
■ 「負の感情はすべて屈曲として現れる」
屈曲とは、関節を曲げた状態のこと。
うつむく姿勢、背中が丸まった姿勢も屈曲です。
筋膜についての専門書、トーマス・マイヤース 著
「アナトミー・トレイン」 の中で
『負の感情はすべて屈曲として身体に現れる』
という言葉を紹介しています。
不安、恐れ、自己防衛。
それらは身体を守ろうとして、前に縮こまる“屈曲姿勢”をつくります。
胸は閉じ、呼吸は浅くなり、
やがてそれが“当たり前の姿勢”になってしまうのかもしれません。
■ 心が先?身体が先? ― ジェームズ=ランゲ説
心理学には、
感情と身体反応の関係を説明する
ジェームズ=ランゲ説 という考え方があります。
この理論では
『悲しいから泣くのではない。
泣くから悲しいのだ。』
と説明しています。
つまり――
姿勢が先に変われば、
感情もあとから変わる可能性がある、ということ。
胸を開き、呼吸を深くし、視線を上げる。
それだけで、脳は「安心していい」と感じ始めるようです。
■ 東洋医学の「膻中(だんちゅう)の病」
東洋医学では、胸の中心にあるツボ
膻中(だんちゅう) を
“気の集まる場所”と考えます。
ここが詰まると
・気分が落ち込む
・呼吸が浅い
・胸が苦しい
・やる気が出ない
といった症状が出やすいとされます。
私が学んだ経絡治療の研修センターでは
「膻中(だんちゅう)の病」と呼んでいました。
実際、以前フリッシュのお客様の施術をしていた時の話です。
お客様は特に心の状態について仰ってはいませんでしたが
脈診ではストレスが強く疲れてしまっている脈が感じ取れました。
前胸部を触診してみると、膻中から続いている硬さがあり
丁寧にその部分に鍼治療をしたところ
「今、心がふっと軽くなった」
と仰って、施術している私自身もビックリしたことがありました。
■ 姿勢を整えることは、心を守ること
はり治療の他、美容矯正で肩が開き、前に傾いてしまっている頭が起き上がると
「なぜか気持ちが軽い」
「呼吸が楽」
「前向きになれる」
そんな声をよくいただきます。
それは単なる“見た目の変化”ではなく、
神経系や呼吸、循環が整った結果なのだと思います。
■ 心が落ちたときこそ、姿勢を整える
気持ちが沈んだとき、
無理にポジティブにならなくていい。
まずは
✔ 胸を開く
✔ 深く息を吸う
それだけでもいいのかも。
でも、ずっと頑張って姿勢よくするのも疲れちゃう
頑張らなくても美しい姿勢をつくるのが、私、笹野の仕事です!
是非頼ってくださいね。
寒暖を繰り返しながら暖かくなってきますね🌸
素敵な春をお過ごしください。

