6年前の今頃は・・・
美容矯正・鍼灸マッサージ院フリッシュの笹野です。
今では元気に働いていますが、6年前の今頃は・・・
がんセンターに入院していました
人生には3つの坂があると言います。
上り坂
下り坂
そして・・・「まさか」
その「まさか」が起こった6年前のがん発覚。
幸い私の子宮体癌はステージも初期で、手術による治療後
去年無事に経過観察期間が終了し、がんセンターを卒業しました。
専門学校在学中の治療でした
がん治療をした6年前、私は専門学校に通っていました。
長年、民間のスクールで学びセラピストとして体のケアをする仕事をしていたものの
知識面で自信がない部分が多く、これで良いのだろうか?と何か引っかかっていた日々。
「もう一度、腰を据えて基礎から勉強しなおし国家資格を取ろう!」🌟
と決意し40代後半で鍼灸・按摩マッサージ指圧師の資格を取るため
医療専門学校に入学しました。
医療専門学校の学費は高い!!
学校に通いながら、施術の仕事も続け、多少の家事もしながら
まあ、頑張っていましたわ🏃♀️➡️
それが国家試験を控えた3年生になった時に、子宮体癌が発覚。
出血による貧血がかなり進んでいたようで、息切れや疲れやすさを感じてはいたものの
「年のせいかな」くらいに思っていました。
いざ原因がわかるとショックも重なってフラフラ状態に。
こんなフラフラということは、かなりマズイことになっているのでは?
授業に出ても何も頭に入ってこない、
私、本当に勉強を頑張っていて1年、2年共に成績がクラスでトップだったんです。
成績優秀なオバちゃん学生でございました。
それが、「もう勉強する気になれない」「これでは国試にも受からない」
「そもそも生きていられるのかもわからない」
「こんなことって、ある?」
専門学校の先生に状況を説明する時も、かすれた声しか出ず消え入りそうな感じでした。
ただ、がんの状態を調べる検査が進むにつれ、どうやら手術だけで大丈夫そうだとわかり・・
仕事は国試が終わるまで休むと決め、体調により気持ちの乱高下はありながらも
むしろ現実逃避するかのように勉強に集中していた気がします。
(学校の授業料は半年ごとに支払うのですが、最後の授業料は保険の手術給付金に助けられました
まさに自腹を切って払った😢)
校長先生からの言葉
手術後も気持ちや体調に変動がありながらも、専門学校の先生に鍼灸治療をしてもらう
という好待遇✨を受け体力回復。
専門学校の校長先生がかけてくださった言葉を今でも時折思い出します。
「もちろん病気にはならない方がいいのだけど、自分が経験したことで
人の痛みがわかるということもあるし、これからの仕事にいかしていくといい」
という言葉。
資格取得後に研修生としてお世話になった治療院では、国立がんセンターから紹介の
患者様が多くいらしていました。
抗がん剤副作用の緩和や手術後の後遺症などでいらしている方が多かったです。
フリッシュにも、がん経験者や他の持病、病歴のあるお客様もいらっしゃいます。
病気の重さや治療方法もいろいろなので、気持ちがわかるとは言えませんが
少しでも親身になれて、お役に立つことが出来たら嬉しいです。
これからも施術し続けるために
去年、大宮サロンをオープンし、ありがたいことに7月も既にほぼ予約が満席状態となっています。
当初、予約が入らない日をお休みにしよう、と思っていましたが
気が付くと15連勤になってしまったりすることも多くなり、夫や古くからのお客様から
身体を心配される事態となってしまいました。
これからも元気に末永く仕事をし続けるために、週2日はお休みさせていただくことにしました。
今まで日曜定休としておりましたが、今後はランダムに週2日のお休みにいたします。
お休みは予約状況のカレンダーを確認してくださいませ。
今月も大切に施術をしてまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。